師匠の畑へ行って参りました。
6月に苗を植えつけて、9月になりやっと収穫の時期をむかえました
まずはタカキビ・・・完熟して葉も茎もアントシアニンたっぷりの色味になっています。
次は、もち粟です。このあと、束ねて干すので一掴み毎に重ねていきます。
さらに次のエリアへ、今度はうるち粟です。もち粟にくらべて芒(のぎ・・ひげ状のもの)が長いのが特徴です。
穂が草の間に隠れているので、一本一本草に隠れた穂を取り出し、丁寧に手で刈り取っていきます。
たくさん収穫できました。
このように逆さまにして乾燥させます。
あまりにも見事で、 ここに鳥さん達を放鳥したらどんな感じかな~と、ずっと上ばかり見ていました。 (*´▽`*)
予定よりも早く収穫が終わったので、師匠が田んぼを案内してくださいました。
川向こうにあるというので、車で向かい橋を渡ると・・・とてもきれいな光景が広がっていました。
山の麓までつづくこちらの地域一帯は、化学肥料や農薬を一切使用しない有機農業で栽培されています。
ここで収穫できた米、大豆、麦はすべて地元企業が買い取るなど、地産地消が成り立っています。
食の安全や環境に配慮する農法は、天候によって生産量が大きく左右されます。
生産者にとっては大変労力がかかり、収入も安定しません。
企業ぐるみで支えられ、安心して農業に取り組めるシステムができあがっているそうです。
牛や鶏等も飼育し、安全なたい肥を田んぼに使用しています。
トラクターや乗用車の燃料には廃油を利用したり、電力はバイオガス等の自然エネルギーを利用しているそうです。
そのような話を聞いたからか、一層空気が澄んでいるように感じました。
こんな恵まれた地域で栽培できたら楽しいだろうな( ̄▽ ̄)・・・などと妄想していると
日中、暑いほど照らしていた太陽は山並みに隠れてしまい、あっという間に夕暮れです。空がとてもきれいでした。
今回も、自然農法で栽培した野菜を分けていただきました。栗、キュウリ、ミョウガ・・・安心安全でおいしい野菜が、スーパーよりもずっとお安く入手できます。
栗の甘露煮っぽい渋皮煮が完成!
素材が良いので、こんな私でもホクホクで美味しくできました。
なぜ甘露煮っぽいか・・・
皮むき中に負傷してしまったので、甘露煮の予定から急遽渋皮煮に変更しました・・(^^;)
栗の皮むきには、安全のためグローブを装着しましょう♪