畑のようす

台風の被害を受けて学んだこと①

今年の台風は、関東地方で被害が相次ぎました。

9月8日に千葉県千葉市付近に上陸した15号(上陸時の勢力としては関東としては過去最強クラス)と10月12日に伊豆半島に上陸した19号です。

最初に来た台風15号は、小さいながらも強風によりゴルフ場の鉄塔が倒れたり、電柱が倒れ長時間の停電になったりと、多くの被害をもたらしました。

神奈川の我が家では被害もなく台風は過ぎ去ってくれたのですが、いつものように畑に出向くと・・・

なんということでしょう!!!(゚д゚)! 畑がグチャグチャに!!!

収穫待ちの粟穂は、タカキビとアマランサスの下敷きに・・・

あんなに順調に育っていた粟穂が、 タカキビとアマランサスの下敷きになって見えません・・・😢😢😢

膝から崩れ落ちました・・・__| ̄|● ガックリ

ショックすぎて立ち上がれません・・・

順調だったのに・・・😢



もちろん、台風に備えて支柱の間隔を狭めたり、ネットをしっかり留めたり等倒伏防止の対策をしていました。

アマランサス、タカキビは2mほど大きく成長していたので、風の影響をより強く受けたのかもしれません・・。

収穫まであと2週間ほど・・もち粟の一種(完熟するとオレンジ色になる)9月7日撮影

日に日に穂が成長し、色づいてくる粟穂を見ては、我が子達が喜んで食べている姿を妄想して、畝間に座って、トトロごっことか・・・ (・∀・)ニヤニヤしながら・・・草刈りをしていました。(今振り返ると、かなり怪しい人ですね😁)

2m弱まで高く、太い茎に成長したアマランサス・・9月7日撮影
2mほどに大きく育ったタカキビ 9月7日撮影



師匠に電話して、今できる限りの対策を教えていただきました。

倒伏したタカキビ

茎が完全に折れていなければ、徐々に起き上がってくるとの事。

冷静になって観察してみると、根が浮き上がって倒れているものがほとんどでした・・。

絡まったネットや折れた支柱を取り除き、茎を折らないよう支柱で支えながら引き起こす作業をしました。

大きく成長していたアマランサスは特に重く、引き起こし作業は大変でした。やっとの思いで粟穂の姿が見えてきましたが・・・

アマランサスとタカキビの下敷きになっており、重さに耐えきれず茎は根元から折れて無残な姿に・・・回復不可能なので刈り取ることにしました。

幸いにも粟穂はきれいな状態で倒れていました。畝間の下草は温存しながら栽培していたので、泥の上に直に倒れずに済んだようです。

下草には、土壌の乾燥から守ってくれる効果を狙って温存していました。泥はねから守る効果があったとは・・・。下草に感謝、感謝(*´▽`*)



刈り取った直後の粟穂(アップ)
泣く泣く収穫した粟穂(全量)

刈り取った粟穂は、生穂として販売するには鮮度も熟成度も満足のいくものではありません・・・。大量に刈り取った粟穂を見つめながら考えていました。

続く